2015年6月18日木曜日

続・まさかの越境蓋

twitterなどで話題になっている都道府県や市町村の境を乗り越えたマンホール蓋類「越境蓋ですが、直近半年では、あまり発見できなかったので、今回は3枚の紹介です。

結城市のはずなのに…旧潮来町の越境蓋
2014年9月に茨城県結城市結城(水戸線結城駅の北のエリア、市役所付近)の神社仏閣を散策したとき、毘沙門天堂前の「木町」信号に見慣れぬマークの制水弁がポツンとありました。


 
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結城市結城の毘沙門天堂

翌年6月に茨城県潮来市へ訪問した際、潮来駅へ向かうバイパス沿いに同じマークの制水弁とかが点在しているので、ようやく前年撮影した蓋の正体が「旧潮来町の制水弁」であることが判明。

(潮来駅付近で撮影、旧潮来町章入り制水弁の蓋)


壬生町のはずなのに…旧氏家町の越境蓋
今年1月に栃木県壬生町の神社仏閣めぐりの際、城址公園の裏の道を歩いていたら、魚がいっぱい描かれている汚水桝が…明らかに壬生町のものでないものですね。



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twitter上で何度も見かけているので、今回の謎の蓋は「旧氏家町章の汚水桝」であるとすぐ分かりました。
google画像検索では、別デザインの蓋も紹介されていますが、こちらのサイトでは、魚模様の蓋の種類が豊富に掲載されていました。


板倉町のはずなのに…館林市章入り防火貯水槽
邑楽郡板倉町にある雷電神社とその近くの公園を散策していたら、駐車場の裏手に館林市章(「林」の「木」の字がうまく組み合わされているマークのこと)、が入っている防火水槽を発見。



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ただ、2005年に隣の館林市が板倉町の合併を表明し、破断したはずなのに…
(そのため、これを「越境蓋」として掲載するのに、数年躊躇していました…)

町の名前の大切さ」をテーマにした漫画作品を描いても、あまり反響がなかったせいか、また館林市が協議を再開したのこと。
(機会があれば、その作品をPDF文書版として公開予定ですが…)
「鶴舞う形の群馬県」(上毛かるた より)の「くちばし担当・板倉町」の貴重性を考えると、県の最東端が館林市になってしまうと、胸が板い倉い(痛いくらい)だぁ~!


また、2箇所以上「越境蓋」を発見したら、またアップします。

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